2015/8/12
特定行政書士研修in沖縄

特定行政書士研修
不服申立ての代理を職務として行うことが出来る「特定行政書士」になるための研修制度が沖縄でもスタートしました。 研修日程は8月15(土)・16(日)、22(土)・23(日)の4日間のスケジュール 50人くらい収容できるホールで開催され、全DVD講義により行われました。 今回の参加者は年齢層が若干高めで、沖縄では約40人の方が参加がしていましたが、第1回目ということもあってあまり若い先生方は少ない感じでした。(研修1・2日目)
1日目の午前は、行政法総論でスタートし、 午後は手続法の概説や論点についての検討などを行いました。 総論は要点をサラッと確認する感じで、手続法の概説や論点については配布テキストを確認しながら条文の説明といった感じです。どちらも試験勉強をした方なら復習に近いイメージになります。 一応、事前にDVD講義とは聞いてましたが、思って以上に1コマの視聴時間が長かったり、会場の環境などによって音声が届きにくかったりで集中力を保つのが大変でした。 あと午後は眠気もピークで、何度か落ちそになりましたけどミンティアでしのぎまくりました(笑) 2日目は、一日かけて行政不服審査法の説明 とくに不服審査法に関しては、28年度から施行される改正不服審査法の解説で、大きく変更する点もあるため、現行法からの改正点やその趣旨などについてみっちりと解説してました。(研修3・4日目)
3日目は事件訴訟法と、要件事実の認定などについて。 要件事実の認定など関しては、試験でも経験してなかったので新鮮でしたが逆に民訴などに関しては初めて学ぶことも多く考査までにみっちり復習をしなければいけないと痛感しました。 最終日の4日目は、特定行政書士の倫理として不服申立時における留意点などを、実務に精通している弁護士の先生方に解説していただきました。 それこそ現場で実際に経験した事例や実務的に気をつけた方が良いポイントなど、本を読んだだけでは分からないようなお話しなどもありとても勉強になりました。まとめ
けっこう軽く考えてましたが、4日間の研修は想像以上にハードでした。 DVD講義なんで質問とかそういった時間はないですし、終始モニターを見ているだけなのでどうしても単調になってしまい、お昼後はどうしても眠くなってしまいます。 まだスタートしたばかりの制度なので、そこらへんは今後の課題して工夫されると思いますが… あと、考査に関しても出題されそうな範囲がイマイチ絞れないのでどこを復習したらいいのかがわかりずらいです。たくさん勉強しろってことだと思いますが(笑) 今後、行政書士としての活躍できるフィールドを広げられるように10月4日の考査に向けてしっかりと復習して挑みたいと思います。お問い合わせコチラまで