スタートアップ創出促進保証制度
中小企業庁より発表があった、経営者の個人保証を不要とする創業時の保証制度「スタートアップ創出促進保証制度」が開始。
「スタートアップ創出促進保証制度」は新しくビジネスを立ち上げる起業家や創業者を支援するため、起業・創業期において必要な資金調達を円滑に進めることができるよう、経営者保証を不要とする創業時の新しい信用保証制度として創設されています。
保証対象者
創業予定者、分社化予定者、創業5年未満の法人、分社化後5年未満の法人、創業5年未満の法人成り企業
保証限度額と保証期間
・3,500万以内
・10年以内
・据置期間は1年以内(一定の条件を満たす場合には3年以内)
融資利率と保証料率
・金融機関所定利率
・0.85%(創業関連保証の保証料率に0.2%)
その他
・創業計画書(スタートアップ創出促進保証制度用)の提出。
・創業予定者、税務申告1期未終了の方は1/10以上の自己資金が必要。
・会社設立後3年目及び5年目に中小企業活性化協議会による「ガバナンス体制の整備に関するチェックシート」に基づいた確認および助言を受けることが必要。
※創業計画書のフォーマットにつきましては、下記の中小企業庁のページよりダウンロードできます。
現行の県制度との違いは?
現在、沖縄県での創業関連の融資制度といえば「創業者・事業承継支援資金」などがございますが、こちらも創業時に創業計画書を作成し、商工会(商工会議所)より融資斡旋を受けて金融機関へ融資を申し込み、保証協会の保証を受けます。
ただし、法人の場合には経営者が連帯保証を求めらる場合もあります。
まとめ
経営者の個人保証が不要となる「スタートアップ創出促進保証制度」はとても魅力的ですが、創業時の融資制度には上記以外にも沖縄振興開発金融公庫での新創業融資制度もございます。
創業時の状況に応じても最適な融資制度は異なると思いますので、各窓口にて事前相談を行い、しっかりと準備を整えながら創業計画の策定、実行していただければと思います。
ご相談ください!
建設業の許可や融資のご相談を承っております。
※クリック・ID検索で追加できます。
※Facebookでも発信していますので、お気軽にフォローしてください。