2019/5/26

スタートアップで創業融資を検討する際に大切なこと

創業融資

創業融資とは、新規に事業をスタートしたり、独立、開業などをする際に、事業資金として金融機関から設備資金や運転資金などに対して融資を受けることをいいます。

沖縄県では、主に沖縄振興開発金融公庫で申請する創業融資や、沖縄県の制度として、地域の銀行に融資を申し込む制度融資などがあります。

どちらも創業から間もない段階でも申し込むことが可能で、確定申告や法人決算を迎える前でも融資申請ができます。

それぞ様々なコースがあり、基本的には金融機関の担当者と面談を重ねながら進めていきますが、事業計画の策定や事業計画書作成、自己資金の確保、裏付け資料の提出などは共通して必要となってきます。

事業計画の策定にあたって重視したいこと

公庫様式の記載例

（沖縄振興開発金融公庫の様式記載例より）

上記は、公庫の様式記載例となっていますが、創業の動機や事業経験、略歴、取扱商品やサービス、取引先など一般的な構成となっています。

その他にも、事業に必要な資金と調達方法、月平均での事業の見通しなどを記載したり、売上高の計算根拠や、仕入れ等にかかる原価、経費の算出など数字面での計画を記載します。

アイノンでは、お客様に応じてオリジナルで事業計画書を作成していきますが、上記の基礎情報を踏まえ、ヒアリングを通して深掘りしていき、積極的にアピールしていきたいことに関しても事業計画書の中に落とし込んでいきます。

・ターゲットしたいお客様は？個人？法人？

・お客様はどこにいますか？何人くらいいますか？

・既にお取引のあるお客様は？

・どれくらいの頻度でお取引されてますか？

・集客方法の具体策は？販促ツールは？

・どうやって売上をつくっていきますか？

・単月だとどれくらい？年間だとどれくらい？　etc

創業や開業の場合、事業資金の確保と同時に、お客様を新たに開拓して売上を作っていかないといけませんので、営業面を中心にどれだけ具体的にお客様獲得のイメージを持たれているかをお聞きしています。

個人事業主・株式会社・合同会社、スタートする形態は違えど、利益を得ることを目的に事業を開始するのであれば、自分から行動していかなければ売上を上げていくことが難しいと思います。（もしかすると、世の中には最初から自動的に売上が上がる仕組みをもたれている凄い方もいるかもしれませんが…）

せっかく創業融資で事業計画書を作成するのであれば、ぜひ具体的に落とし込んで計画書にまとめて、三ヶ月後、半年後、一年後に事業が計画した通りに進んでいるかも検討して欲しいです。

上記のようなお話しは一度面談しただけでは全てお聞するのは難しいので、再度お会いして打ち合わせしたり、お電話したり、LINEやチャットでも質疑応答を繰り返します。

はい、たぶんアイノンの創業融資サポートは面倒くさいです（笑）

「事業計画書作成を代行してサクッと申請しましょう」ってスタンスよりも、「一緒に考えながら事業計画書を作成して融資を成功させましょう」ってイメージで取り組んでおります。

ぜひぜひ、一緒に考えながら事業計画を策定していきたい事業者様はお気軽にご相談ください(^^)

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