男性にも育休!しっかり休めて結果をだせる男が今風でカッコイイ。
平成28年度、注目の助成金で「出生時両立支援助成金」というものが新設されました。
仕事と育児の両立を望む男性の後押しをしようと、男性の育児休業取得者が出た企業に対して助成されるものです。
現在、厚生労働省の調べでは約30%の男性労働者が育休を取得したいと答える一方で、実際の育児休業の取得率は2.3%にとどまっています。
もっと男性が育休を取得しやすく、もっと育児休暇を取得できる環境を整えたい。
出産後の女性の就業の継続や少子化対策にもつなげていきたい。
そのような考えで新設された助成金になります。
その具体的な内容としては…
1・支給対象
子の出生後、8週間以内に開始する14日以上の育児休業。
※中小企業:5日以上の育児休業。
※1年度につき1人まで。
※過去3年以内に男性の育児休業取得者が出ている事業主は対象外です。
2・支給額
【中小企業】
取組および育休1人目(60万円)
2人目以降(15万円)
【大企業】
取組および育休1人目(30万円)
2人目以降(15万円)
※ちなみに、中小企業の定義とは…
「資本金の額または出資の総額」または「常時雇用する労働者数」のいずれかが、下記に該当する場合となります。
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・小売業
資本金5千万以下 常時雇用労働者数50人以下
・サービス業
資本金5千万以下 常時雇用労働者数100人以下
・卸売業
資本金1億万以下 常時雇用労働者数100人以下
・その他
資本金3億万以下 常時雇用労働者数300人以下
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※沖縄だと、ほとんどの事業所で中小企業に該当すると思いますが。
まさしく、イクメンのための助成金とも言える内容になっています。
育児介護休業規程など社内整備が求められることになりますが、5日くらいなら忙しい会社であっても十分にチャレンジは可能だと思います。
だって、たった5日ですよ。5日!!
産後8週以内での取得が条件なんで、ちょうど奥さんのサポートには最高のタイミングです。
会社もWin。従業員もWin。
みんな合わせてWinWinです。
正直、出産後8週以内の男性限定なんて、こんな限られた条件で、今しかないチャンスだと思います。
ぜひ、事業主の皆様は前向きにご検討してみてください。
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