未来に向けて!建設キャリアップシステム
建設キャリアアップシステムとは、建設業が将来にわたって現場を担う技能労働者(技能者)の高齢化や若者の減少といった構造的な課題を解決していくために、平成31年度から本格的に運用がスタートしたシステムで、官民一体となった取り組みです。
個々の技能者が、その有する技能と経験に応じた適正な評価や処遇を受けられる環境を整備するため、事業者や個々の技能者がシステムへ登録し、IDを発行して運用を行っていきます。
建設キャリアアップシステムに主に関係するのは、現場で働いている技能者・下請事業者・元請事業者の三者になります。
それぞれ行うことは異なりますが、まずは自分や自社の情報をシステムに登録するところから始まります。
建設キャリアップシステム
https://www.ccus.jp/
システム導入の背景
現在の建設業界には若い人があまり入らず、入ってもなかなか定着していません。若者に入ってもらうには様々な工夫が必要となります。
・将来の展望がしっかりと開けている
・経験やスキルに応じて処遇アップが期待できる
・休みの取りやすさ etc
若者に働きたいと思ってもらえる魅力作りを行っていく必要があり、このように業界全体で変えていくことが建設キャリアアップシステムを導入する一番の目的とのことです。
会社にとっても現場の事務作業の省力化というメリットがありそうです。例えば技能者は現場入場の際にカードで読み取り、出勤状況がデータで蓄積されますので、日報等の作成が簡素化され個別の業務にも役立ちそうです。
現在の登録状況
沖縄県での令和元年9月時点での登録状況
技能者(現住所)548 / 全体116,290
事業者(所在地)80 / 全体22,516
沖縄県は、技能者登録者数で47都道府県中42番目、事業者登録者数で45番目となっています。
登録は申請書類に不備がなければ、申請から2週間程度で登録が完了します。
今後は経審や入札参加資格審査などでの活用や、外国人建設分野でも技能実習生の受入れに当たり建設キャリアアップシステムへの登録が義務化されます。
(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/report/press/
まとめ
まだまだスタートしたばかりのシステムで勉強中ですが、今後は弊社でも建設業に特化したサービスを展開しております大手事務所と連携し、建設キャリアアップシステムへの登録申請や運用をサポートして参ります。
ぜひぜひお気軽に相談くださいませ。
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